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うつによる症状

クリニックの医師たち

うつ病の検査や診断は問診が中心になります。

うつ病となると、多くの症状が現れ、一般的に知られているのがやる気がなくなるなどの意欲低下の症状です。他には、強い不安感を感じ、わけもなくイライラするなどの症状も挙げられます。うつ病による意欲低下は、通常の無精によるものとは一線を画し、風邪の症状のようなだるさを伴う場合があります。軽度のうつであれば、普段の生活でぼうっとする事が多い、もしくは仕事上で些細なミスが多くなるなどの症状が現れるものです。こうした症状が見られた場合、速やかに検査を行う必要があるでしょう。うつ病による検査では、こうした倦怠感に関する症状のほか、物事を悲観的に捉えることや、イライラすることが多いかといった事も調べます。自分自身で気分の浮き沈みが激しい事から分かる事もあれば、周囲の人の意見から、うつ病かどうかを知ることもできます。うつ病かどうかの検査の一つとして、口数が少なくなったことや、飲酒量の急激な増加なども調べられます。精神面での疾患は、周囲の人に対してもすぐに見て取ることができるため、自分自身の意見に固執するのではなく、周りの意見にも耳を貸し、冷静に判断するようにしましょう。また、うつ病は精神的な症状だけではなく、実際に身体にも何らかの疾患をもたらします。

周囲の人が病気を正しく理解することが治療の手助けになります。適応される支援を受けることも重要です。

耳鳴りや頭痛、睡眠障害なども引き起こす病であるため、該当する症状が急に起こり始めた場合、検査を行うとよいでしょう。うつ病は、軽度であれば薬物による治療以外にも精神面での治療のみで済むため、早期発見によって治療が早く済み、また費用もかからず完治できるのです。

うつ病とは気分障害の1つで、抑うつ気分や精神機能の低下、食欲の低下、不眠などの症状が出現します。ストレスが主な原因となることが多く、それにより脳内の伝達物質である「セロトニン」が減少し発症するといわれています。治療期間は平均半年から1年程度という報告がありますが、個人差が大きく再発する可能性も高いといわれています。治療費は初診で7500円から15000円程度で保険診療の適応となります。薬が処方された場合別途で料金がかかります。診断に用いられる検査は問診が主になります。その他には血液検査や尿検査が行われます。甲状腺機能が低下している場合抑うつ症状が起こりやすいということがわかっています。また今後内服治療をする為、内科疾患がないかチェックすることが必要です。

うつ病は「心の風邪」ともいわれ誰でもなりうる病気です。現代社会ではストレスを受ける内容も複雑になってきています。その為、うつ病患者は年々増加し2008年には100万人を超えたとの報告があります。また、うつ病の治療には自宅療養や休職を余儀なくされる場合があり経済的な負担がかかってきます。よって医療福祉や社会保障などの制度が適応となる場合が多いのが特徴的です。検査を受けうつ病と診断されたら、まずは医師や市役所、社会保険事務局に相談し支援を受ける為にどういった手続きを行うのか確認する必要があります。うつ病の歴史は古いようですが、周囲の人のうつ病に対する理解はまだまだ不十分です。「心が弱いから病気になる」と思っている人も少なくありません。それぞれが病気に対して十分理解しサポートしていく必要があります。