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うつを調べる方法

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うつ病は保険が適応されます

うつ病の検査は、專門で治療を行う医療施設へ受診することで行えます。医師は、訪れた患者さんに対して問診を行うことによって、うつ病かどうかの判断をします。うつ病は、他の病気とは違い検査を行う機器を使用することでは発見できません。患者さんの精神状態などから判断し、診断を下すため、あらかじめ決められた診断基準に則り、慎重に判断を下すのです。アメリカ精神医学会によって定められた手引書を参考に、こうした診断はなされます。診断方法は、問診によって患者さんの状態を調べ、どのような症状か調べるのです。問診を行うことで、患者さん自身の自覚症状などからうつ病かどうかがわかります。判断基準は、一日中落ち込んでいることが多いか、疲れやすい事や、自分を傷つけることはないかなどの精神的な問答から、睡眠が取れないか、または眠りすぎているか、体重の極端に軽くなっていないかなどの身体への変化からも判断します。こうした検査を行うことにより、高い精度での判断が行えるのです。検査を行う場合、患者さんの行動や精神的な状態からしか判断ができないため、患者さん本人の他にも親しい親族などからも話を聞くことがあります。

誰でもかかる病気、まずは検査から

うつ病となれば、普段の状態とは違い行動や言動などにも顕著な兆候が見て取れるため、親族から話を聞くことで、的確な判断を行うことができるのです。うつ病は、気分障害とも呼ばれ、2年近く気分の落ち込みが続くとこうした病気であると診断されます。長く気分が落ち込んでいると感じた場合、こうした検査を受けておきましょう。

うつ病は心の病なので、検査に行くことに抵抗があるかもしれません。そして治療を始めたら長期になってしまうのではないか、と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。仕事にも行けないほどうつ病が悪化している場合には金銭的にも負担がかかるため、なおさら病院から遠ざかってしまう…。もしそうお考えの方がいらっしゃる場合は、安心してください。 うつ病の検査は健康保険が適応されます。そのため、窓口で支払う金額は3割負担で済みます。そして、うつ病の患者さんには『自立支援医療費制度』というものも適応されるため、検査をするにあたり生活保護世帯では全額免除、一般的な家庭でも治療費を1万円程度におさえることが出来るのです。

ストレスの多い現代社会において、うつ病などの精神障害や、精神病は決して珍しいことではありません。生涯に1度はうつ病になる人は、15人に1人と言われているほどです。いつ誰にでも起こる身近な病気なのです。 現在知らない人がいないほど認知されている病気ですが、一昔前まではうつ病という言葉もあまり聞かない病でした。うつ病は昔から存在していたのですが、その頃はまだ病として認定されず、原因不明の病として扱われていたとされています。しかし、現代に向かうにつれ心の病を抱える患者が増えたことにより、うつ病という病が正式に認定されるようになりました。 うつ病はひどくなると死にも至る病気ですが、治る病気でもあります。少しでも心に異常を感じたら、まずは検査をうけるところから始めてみましょう。